浜瀬元彦
テクノドローム
浜瀬元彦の驚異的なアンビエント ハウス アルバム『Technodrome』 (1993 年)の公式再発盤。このアルバムはオリジナルのマスターからソースされており、CD だけでなくレコードでも初めて入手可能です。アーティストによるライナーノーツが付属します。尾島よしお、浜瀬元彦、芝野さつきの作品を中心としたエスプラネードシリーズの第4弾となります。
ジョン・ケージ、ジョン・ハッセル、ブライアン・イーノ、そしてハウスとテクノの出現にインスピレーションを得たテクノドロームは、ジャズ・ベーシストから電子実験家に転向した浜瀬元彦がアンビエント・ハウスと呼ぶもの、あるいは彼の説明によれば「アンビエント・ハウス特有のザラザラとした感覚を利用したもの」への進出である。 「ハウスミュージックの核」をテーマに、「現代人が都会で感じる倒立像、目の錯覚、既視感を表現することを目的とした」アンビエントレコードを制作。
Technodrome は、革新的なミニマリズム、ベース ラインとパーカッションによって調整されたロボット ファンク、そしてモノクロのムードを中心に構築されています。これは浜瀬のディスコグラフィーの中で最も興味深いプロジェクトであり、90年代の都市風景を舞台にした幽霊のような乗り物で、繰り返しがグルーヴを生み出し、物事に命を吹き込み、浜瀬の作品に対するより深いサブテキストを反映している。母の子宮」。
このアルバムは、特にアルバムを共同プロデュースした尾島良夫の本拠地である東京のワコールアートセンター(別名スパイラル)が立ち上げたカルトレーベル、ニューシックから1993年に最初にリリースされた。